②スクリーンサイズによる(粒の大きさ)
コロンビアとケニアを例にとってみていきましょう。
この2か国が地球上でどの位置にあるかご存じですか?
赤道付近に位置するこの国は低地だと非常に暑くアラビカ種のコーヒー栽培に適さない。
必然と栽培地域は高地になる。高地だと昼と夜の寒暖差は大きく
良質なコーヒーが出来る環境にあり、標高による格付けはこの国には適さない。
だとするなら、粒の揃った均一な豆の方が焙煎ムラが少なくなり好ましい。
しかも大粒の豆は見た目も良いので焙煎業者が商業的に好まれやすい。
ただ同じ品種なら高い標高に位置するいくつかの栽培地域では、
種子により多くの栄養素を取り込み密度が高く良い品質を持っていて
サイズは小さくなります。
実際、高地で栽培される世界最高のコーヒー豆の中には、サイズが小さく密度が
高いものもあります。
大きいいサイズ≒美味しいでは必ずしも当てはまらないのが現実です。
(大粒で良質な豆もありますが)
いずれにせよ生豆は均一にした方が販売目的としてはベターです。
スクリーンサイズに関しては、赤道付近で栽培されている地域に該当する国に
よって「各付け」がされています。
次回は、③欠点数による(300gあたり)(エチオピア・ペルー)を
お楽しみに~♪♪♪
ototoca COLUMN